何て前向きラブ
と、この際そう思わなきゃ、手術に臨めないですわ。

子宮を全部取ってしまうので、もう出血することはないし、それに伴う痛みもなくなる。
子宮が無くなるので、子宮ガンの心配もない。
あっ、、、家のわんこ達と一緒だわん。犬 笑顔

そもそも、夜中にトイレに起きるので、泌尿器科に行ったら「膀胱を子宮筋腫で押されているので、、、」と、婦人科にまわされました。
筋腫が無くなるので、膀胱を押されなくなるから、夜もぐっすりと眠れるかしらZZZ

と、全て良いように良いように考えなきゃ、やってられませんわよ。


いいお年ですしー、子どもはもう 周りからも諦められた、、、というか、禁句というか、、、だけど、子宮を全部取ってしまうとくことは、本当に全く可能性が無くなる、0(ゼロ)と言うことでしょ。
子宮があって出来ないのと、全くゼロなのとは、結果は共に、子どもが居ないと言うことだけど、ぜーんぜん違いまっせー。
分かって貰えるかなぁ~、この文章で表せ難い、心の内。。。


全文は覚えてないけど、子どもの頃から母に、「ご先祖様は、氷河時代も、飢饉の時も、疫病が流行ったときも、戦の時も、死ななかったから、あなたが居るんだよ。ずーっと続いてきたのを、あなたのところで、プツッと切ってしまってはいけないよ」と、まあこんな感じで言われていました。
子どもの頃から言われていたのには、ま、色々と理由がありまして、、、
今でこそ、普通な貧乏家だけど***、、、というのが一番の理由だけど、事故に気をつけて、とかね。笑い

子供心に、プレッシャーがずっと有ったあたしです。笑顔
あたしの両親に 手術を伝えるのは、勇気と勢いが要りましたわ~。

あたしには子どもは居ないけど、弟には息子が1人居ます。
ま、そちらが直系になるので、眼はそちらに向いてまして、、、、
手術を伝えると、「悪いモノは、サッサと取らないかん」と。
あー、子どもの頃から持ち続けていた プレッシャー飛んだかも。。。にっこり拍手


掛かっていた病院は、行政改革と言うやつで、独立行政法人になりました。
民営化って言うヤツですね。
それに伴い、医師や看護師の数がぐっと減りました。

産婦人科は、産科が無くなり、婦人科のみ。
医師も1人になってしまったので、手術はよその病院に紹介となります。

テレビでやっている 産科の無い地域みたいな状態にはなっていないのよ。
近くに公立病院や、大学病院、それに、個人の産婦人科がいっぱいあります。
こんなに産婦人科つくって大丈夫はてなって思っちゃうくらい、いーっぱい。


手術は、膣から内視鏡を入れて、王監督のように手術する方法と、お腹を切る方法があります。
王監督の術後からも分かるように、前者の方が、体への負担が軽く、復帰の時間も短く済みます。

お産経験のある人は、産道が広がっているので、膣からの手術が可能となります。
お産経験のない人でも、腫瘍の大きさや場所によっては、膣からの手術が出来ます。

手術経験豊富な医師を紹介して頂きました。
目指せ、王監督野球


紹介状を持って 診察を受けてきました。
子宮に赤ちゃんが居る 妊婦さんと、子宮を取るあたし。
正直言いまして、同じ患者という立場で、一緒のフロアで待っているのが辛~い。。。汗

人って、感情がヒートしてくると、声がデッカクなるもんですね。
「ガンだから手術対象なのに、何故取りたくないんですか」と、医師の声。
診察室から出てきた患者さんの顔を、見てはいけないのかなぁと思いながらも見てしまいました。

「ココまで頑張ってきたのに、障害者ですか。。。」と、患者さんの声。
診察室から出てきた人から察するに、妊婦さんのお母さんかと。。。。。
眼を真っ赤に腫らし、ハンカチを握り締めていました。

って、、、、
自分自身、病院に勤めているから分かるんですけど、院内での順番待ちの時って、見るもん無いんですよねー。
そこに居て、呼ばれる名前聞いていないと、自分の番を飛ばされちゃうので、皆じーっとその場に座って、呼ばれるのを待ってるんですよねー。
だから、眼も耳も診察室の方を向いているんですよね。
良い子で待っているので、聞こえてしまうんですわー。


さて、2時間以上待って、あたしの番。
呼ばれたとき、外で12時のチャイムが鳴りました。

内診が、やたらと痛いと思ったら、子宮口の大きさを測ったそうです。
内診が終わってから、「あんたは出産経験無かったかねはてな」ってー。
おーい、問診票の出産経験無しに、○が付けてあるだろ~~。
人の年齢と見た目で、子どもが居るって決め付けるなよぉ~~。


子宮口の大きさが足りないので、お腹を切っての手術です。
残念、切腹びっくり

惜しいなぁ~、ちょっと前だったら、このギャグに話題が乗っかれたのになぁ~。
なーんてね。サル



元々診て貰っていた医師に、「子宮口の大きさが足りないので、無理かもしれないですよ」と、言われていたんだったわー。
そうそう、その医師に一番初めに診て貰ったときに、即手術を勧められたんだったわー。

物腰のとっても優しいお医者さん。
ちびまる子ちゃんの担任の、戸川先生を、もっのスゴく優しーくしたような感じの医師。
「ダメだとは思いますけど」って、初診時に手術を断って、治療をしてみたいと言ったときも、膣からの手術を希望したときも、そう言われたんだっけ。

余りに物腰優しすぎちゃって、「医者にそう言われた」ってこと、忘れちゃうのよね。
ははっ、先生ごめんなさい。
全て先生の言う通りですわ。